テスターも絶縁抵抗計と同じく対象となる2カ所に電圧を掛けて、抵抗値を測定する機器です。
テスターと絶縁抵抗計の違いは、絶縁抵抗計は500Vや1000Vと言った比較的大きな電圧をかけて測定するのに対して
テスターは2.5V 10V 50V のように小さい電圧を掛けて測定します。簡易な絶縁試験にはテスタ―が便利です。
■導通試験のためのテスター
テスターに抵抗値Ωを設定することで、対象の2か所間がちゃんと導通している(電流が流れている)かも確認できる。
↑10Ωメモリで設定して、0Ω(導通)に触れている。2か所間はちゃんと繋がっている(断線などしていない)。