水封式真空ポンプ + インバーター = BluLine水封式真空ポンプ

 

スペックBluLineシリーズは、インバーターを搭載した水封式真空ポンプになります。ベースとなるポンプは、水封式真空ポンプの特徴でも説明しました、Vシリーズ・VIシリーズ・VGシリーズ・VNシリーズ それぞれのポンプです。これらのポンプにインバーターが搭載された製品がBlueLineシリーズになります。

このBluLineシリーズの中でも、取り分け水分を大量に含むようなガスを吸引する場合は、セパレタータンクが搭載された、BluVac水封式真空ポンプユニットを使用します。BluVacならば、最大12(m3/h)の水を処理することが可能です。(通常のBluLineでは4(m3/h)程度)。樹脂窓枠の押出成形では大量の水分を含んだガスを吸引することになるので、このBluVacが使用されています。

 

 

コントロールパネルで自動的に最適な回転数に調整。最大の省エネ効果を生み出す。

BluLineの特徴的なポイントとして、圧力センサーによって設定真空度に到達した場合、ポンプの回転数を自動的に減速してくれる点があります。これによって、これまで100%の動力で動かしていたポンプを70%や60%の動力で動かし、省エネを実現する事ができます。

下図では、赤線にこれまでのインバーターが付いていない水封式真空ポンプ。青線をインバーターが搭載されたBluVac水封式真空ポンプでの比較としています。青線のBluVacではある一定時間ガスを吸引し終えた後に、高真空度を必要としなくなるため、回転数を落とすことができます。これは窓枠成形の押出工程での特徴でもあります。これまで100%の動力で回転していたポンプに外部からガスをポンプに追加して調整していましたが、回転数そのものを何割か抑えて運転する部分の全てが省エネになります。

 

こちらはBluVacの紹介動画になります。

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