どうも、スペックポンプのNです。
先日、将棋の藤井聡太さんが最後のタイトルである王座を獲得して、
史上初の8冠になったことが話題になりました。
名人が最も権威のあるタイトルとは聞いたことがありますが、そこまで将棋に詳しくはないわたくし。とりあえず勝負になれば、矢倉囲いをして王将を守っていた記憶しかありませんが、将棋8大タイトルをすべて獲得するという偉業は素人の私でもわかります。
さて、将棋とマグネットポンプ、どこかに似ているところがあるなと思っていたのですが、今回の藤井聡太8大タイトル獲得で分かりました。
マグネットポンプにとっての飛車と角、それはインナーマグネットとアウターマグネットに当たるなと。
マグネットポンプとは、2つのマグネット(内部マグネットと外部マグネット)がお互いに磁力で引きあいながら回転することで、液体を完全に密封し、かつメカニカルシールのような摩耗部品を出さない、優れたポンプの発明品です。
これは将棋で喩えるなら、飛車と角だなと思いました、ええ。
“飛車角落ちでいいよ”、とは将棋以外のシーンでも“ハンデをくれてやる”の意味で使われる言葉ですが、マグネットポンプで、“インナー・アウターマグネットなしでいいよ”では、そもそもポンプが回りません。
それだけマグネットポンプにとってインナー・アウターマグネットは超重要部品という事になります。
詳しいことは知りませんが、このマグネットにはレアメタルと呼ばれる希少金属の一部も使用されており、その購入価格は年々上がっているようです。
またその金属も、紛争地域から採掘していないという証明書が求められており、
そこら辺の金属や磁石から簡単に使用できるものではありません。
まさにポンプ界の飛車と角のような存在であると言えるのではないでしょうか。
同僚からの要請で、あまり思い入れのない将棋をテーマで記事を書いてみましたが、やはり少し強引過ぎた感じがします。