あの狂ったトレーニング

 

ラグビーワールドカップのイングランド戦前のチーム動画が公開されていたので見ていたのですが、そこでミスタークールこと稲垣選手が試合前のディフェンスミーティングでこんなスピーチをしていました。

 

稲垣選手:“今言ったこと、シンプルだけどこれを80分間やり続けること。浦安合宿を思い出してほしい。あいつらにあんなトレーニング絶対できない。俺らはあの狂ったトレーニングを3週間やり続けた。相手は絶対できない、自信持っていいよ。今日の午後しっかりやりましょう、出しましょう”

 

2015年ワールドカップで世紀の大番狂わせと言われた南アフリカ代表撃破を演じたのは、当時のヘッドコーチであるエディージョーンズが提唱したジャパンスウェイ、超ハードトレーニングをベースにした、泥臭いタックルに続くタックル、とにかくランするという愚直なまでの闘いでした。

 

この稲垣選手の言葉にあるように、今回のジャパンの選手たちを支えた最大の拠り所はやはりこの他国にはできない圧倒的なトレーニングだったと思います。

あいつら、あんな狂った練習は絶対できないと。

フィジカルやタレントでは負けるかもしれない。だけど練習量では絶対負けていないと。

 

 

■マグネットポンプ検索1位の椅子

話はまったく変わってマグネットポンプです。弊社のHPを運営し始めてから私はある事を最終的な1つの目標としてやってきました。

 

それは、Googleで“マグネットポンプ”というワードでスペックジャパンが検索1位になることです。

 

時は経ち、圏外ページから徐々にランクを上げて、様々な強者ぞろいのメーカー様達を抑え最高2位まで上がることができました。いよいよ1位も射程範囲内と思ったのが既に2年前です。今は検索1位になることは完全に不可能だと実感しています。

 

それは何故か。私たちスペックジャパン以上に、日々HPコンテンツに力を入れ続けているマグネットポンプメーカー様がその座に君臨しているためです。

そして毎日それを怠ることなく、私たちの何年も前からやり続けています。

 

稲垣選手が語っていたように、“あの狂ったトレーニングを3週間やり続けた。相手は絶対できない、自信持っていいよ。”

それをやられているのが、マグネットポンプ検索1位に君臨するメーカー様だと感じています。

 

 

 

ワールドカップの日本敗退が決まった翌日のインタビューで、元日本代表の五郎丸選手がこう言っていました。

 

五郎丸:“選手はもうこれ以上は頑張れない。選手は限界までトレーニングしてきた。あとはラグビー界の仕組みを変えるしかない”

 

サッカーや野球に比べると競技人口が少なく、また完全なプロリーグとは言えないトップリーグの存在など、五郎丸選手が指摘する仕組みづくりには膨大な時間が掛かるでしょう。しかし選手はこれ以上は頑張れないとは非常に知的で正確な指摘だったと思います。

 

スペックジャパンがマグネットポンプというワードでGoogle検索1位になることは、現在のラグビー日本代表選手の頑張りだけでワールドカップベスト8以上を目指すという事に似ています。非現実的で、そこには限界があります。

頑張りだけではなく、五郎丸選手の言うようなインターネットという市場に対する仕組み作りが必要であると感じている次第です。

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