リーチ・マイケルから学ぶべきこと

 

どうも、スペックジャパンのNです。

まだまだラグビーネタを引っ張ります。

 

2019年のラグビーワールドカップ日本大会、自分も恥も外見もなく熱狂していました。大会期間中はパブリックビューイングを行っている有楽町のメディアセンターにも足繫く通いました。(あの時は確か半導体市場も絶好調で良い時代でした。)

 

 

我らがBrave Brossomsラグビー日本代表の当時のキャプテンはもちろん、皆さまご存じのリーチマイケルです。

ニュージーランド人でありながら、誰よりも侍の魂を持つ男、リーチマイケル。大会前に日本代表メンバーに選出された1人1人の選手にリーチ自ら日本刀(模造刀)を手渡ししたシーンに目頭が熱くなったのはここだけの話です。

外国人選手も多く含まれる当時のジャパンに、日本人の心である刀を渡すことで、リーチマイケル自ら侍スピリットを各選手に注入した、私はそう解釈しています。

 

 

■サムライの心を持った海外製を目指して

 

話は一転して、先日わたしが営業したときにお客さんから聞いた話です。

そこの某メーカーさんは、ある海外製のポンプを使用していているそうなのですが、とにかくアフタフォローが悪いという話でした。

良く調べると、国内に正規代理店というものはなく、複数の商社らしい会社がその海外製ポンプを取り扱っているようでした。

ポンプ販売価格はかなり安く抑えられているのですが、悪く言えば売りっぱなし。交換部品も、メンテナンスについてのレスポンスもとにかく遅くて参っちまった、そんなお話でした。

 

私たちスペックジャパンも海外製ポンプというカテゴリーに入ります。

スペック社はドイツ製のマグネットポンプメーカーです。

これまで私自身何度も、“モノはいいのは知っているけど、おたく海外製でしょ。それだけで社内でノーっていう人がいるんだよねぇ”という話を何度も聞かされました。その背景には先に挙げたような、売ったら売りっぱなし、それ以降のアフタフォローを何もしてくれないし、レスポンスも遅いというような海外製メーカー(代理店)との苦い経験があるのかもしれません。

 

しかし、リーチマイケルの例を思い出してください。

2019年当時、リーチ以上にジャパンのキャプテンにふさわしい選手はいませんでした。彼が日本人ではないから、ニュージーランド人だから、という理由でキャプテンの資格なしという者は誰もいなかったはずです。

それは誰よりもリーチマイケル自身が、ラグビー大国であるニュージーランド人である自分の強みと、日本チームのキャプテンを務める重責を理解していたからに他ありません。

 

弊社スペックジャパンも海外製ポンプメーカーではあるけども、国内メーカーにはないその技術的なメリットを生かしつつ、ハートの部分は国内メーカー様に劣らないメンテナンス体制、レスポンスの速さを意識して業務しています。

これはリーチマイケルに通ずる部分だと私は考えています。

 

 

リーチの談話で印象的だったのが、

“日本人は誰かミスしたときに、ドンマイ! しょうがないよ! という感じでお茶を濁しがちだけど、ニュージーランドでは違う。ミスをしっかり指摘し、それを修正する”そんなことを言っていました。

 

ポンプの技術的クオリティーは工業大国ドイツ製のメンタリティーを忘れない。

だけども、国内ユーザー様達が持ちがちな“海外製でしょ”という偏見を払拭できる働きをすること。

これが侍リーチマイケルから弊社が忘れてはいけない考え方であると思います。

 

ともかく、再びラグビーワールドカップに強引に話を持ってきましたが、

週末の決勝トーナメント アイルランド対オールブラックスが今から楽しみです。

今大会でもリーチがボールを持つたびに観客から聞こえる“リーチ!”の雄たけびが聞けて満足でした。

リーチ!!

 

 

 

 

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