マグネットポンプとメカニカルシール
モーターポンプの変遷を見ていきますと、初期はメカニカルシールポンプと言われるタイプが主流でした。メカニカルシールでポンプヘッドから媒体が漏れないようにシールしながら回転しますが、これでは完全に漏れを封じ込めることもできずまたメカニカルシールの経年劣化による漏れ、マイナス帯や高い温度帯の媒体では使用できないという問題点がありました。そこで登場したのがマグネットポンプです。下記はマグネットポンプとメカニカルシールポンプの比較になります。
マグネットポンプ | メカニカルシール | |
価格 | 平均的 | 低価格 |
シール性 | マグネットカップリング構造のため漏れなし
メンテナンス不要 |
耐用時間8000時間それ以上の使用は漏れる可能性があり交換が必要 |
温度帯 | 高温・低温使用に対応-100℃~350℃ | 限られた温度帯最高140℃ |
マグネットポンプ メカニカルシール