カスケードタイプと渦巻きタイプ

マグネットポンプというのはこのように媒体を完全に密閉しながら、磁力の力でインペラー部を回転させる事で媒体を輸送するポンプの構造になります。そしてマグネットポンプ構造を使ったポンプの中では更に大きく分けて2つの遠心ポンプである カスケードポンプタイプと渦巻きポンプタイプに分けることができます。

カスケードポンプ   

カスケードポンプの形はポンプヘッド部が平でフラットな形であることが特徴的です。渦巻きポンプのヘッド部は丸いお椀のような形をしています。この形の違いはそれぞれのポンプが持つ性能的特徴の違いによるものです。カスケードポンプの性能的特徴は、小流量高圧力を生み出せるポンプです。渦巻きポンプの特徴は 大流量 低圧力を生み出すポンプです。

 

カスケードポンプで使われているインペラー羽根には無数のvaneと呼ばれる小さい突起物が付いています。吸い込み口から入った液体はポンプ内壁に沿って、この無数のVaneによって生み出される強力な渦によって繰り返し加圧されることで、吐き出し口から出るまでに高い圧力を生み出します。インペラーとケーシングの間の溝の深さは狭く、1つ1つの突起物がこの狭い溝の間に無数の渦流を起こして、一周する間にどんどん圧力を高めるのです。

カスケードポンプではバルブを絞ると圧力がどんどん高まっていきます。その性能曲線は渦巻きポンプに比べて傾斜が強いです。また弁を絞る程に圧力が高まるため、締め切り運転に近くなるほどに流量は上がります。よってカスケードポンプの始動時は弁を開放して起動する事で電流値を抑えて運転します。

   

 

スペック社のカスケードポンプは1台1台がテーラーメード

カスケードポンプの能力(流量・圧力)はポンプヘッド内にあるインペラーのサイズにより決まります。インペラーの厚みが増せば流量は上がり、インペラーの直径が大きくなれば圧力は増します。スペック社のカスケードポンプは、ユーザーの使用稼動点を聞いてから、ジャストなインペラーを制作します。これにより、要求能力より過大なポンプが出来上がったりする事はなく、最も価格とエネルギー効率の良いポンプを選定する事ができます。

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