水封式真空ポンプの水処理用

ガスに含む水分量と水封式真空ポンプのパフォーマンス

大流量の水を吸い込んでもパフォーマンスや故障が起きないVNシリーズポンプ

水封式真空ポンプの特徴は水分を含むガスを吸引・吐出し・輸送できる点にありますが、この水分量が多すぎるとポンプのパフォーマンスに影響が出ます。簡単に言えば、水分量が多すぎるとポンプのパフォーマンスが落ちます。またポンプの消費電力も落ちます。ポンプ内の水が多くなればそれを回すインペラーの仕事量も多くなり消費電力は上がり、吸引できるガスのスペースも減るためです。

下記に示すVNシリーズポンプは水処理量が最大10 m3/hの水分を多く含むガスに適したポンプですが、VNポンプでも4m3/hの水を処理するケースでは下図のように排気量と消費電力の性能に多少の影響を与えます。これが通常の水封式真空ポンプになると更に大きなパフォーマンス悪化の影響を与えます。扱うガスの水分量と水封式真空ポンプの特性を把握する事が大事なのはこのためです。

水封式真空ポンプの特徴

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